急に見せたママの破壊力にファンも大満足のはずだ。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2023-24」第1試合に出場したU-NEXT Pirates・瑞原明奈(最高位戦)が、試合前に選手同士で談笑していた際、赤ちゃんの機嫌を取る時によく用いられる「ばぁ!」を見せて、ファンの目を楽しませた。
瑞原はMリーガーとして5年目を迎えるが、3年目の2021-22シーズンにMVPを獲得。翌年も活躍し、人気選手の仲間入りを果たした。ママ雀士としても知られ、2019年7月にドラフト指名をされたが、同年の1月に第2子を出産している。現在も子育てと両立する日々だが、Mリーグでは試合後のインタビューなどで“ママ感”を出すことは、ほとんどないと言っていい。
ところが瑞原は試合前、思わぬところでママの実力を発揮することになった。前室で目を閉じ、頭を下げて集中していたところ、対戦者の一人だった渋谷ABEMAS・松本吉弘(協会)が「まさか。集中してんのか、明奈!そうはさせねえぞ」とちょっかいを出してきた。横で見ていたKADOKAWAサクラナイツ・内川幸太郎(連盟)も「集中をかき乱してる」と笑う中、瑞原は「やばい、やばい!やばいよ、この子ども。この幼児、やばいですぅ」と大笑いした。
ただ、やられたままで終わらないのがプロ雀士だ。突然、両手を大きく開いて「ばぁ!ばぁ!」と、大人が赤ちゃんに対して行う「いない、いない、ばぁ」のような仕草を連発。松本は「バカ!?」と聞き間違えてもいたが、瑞原のママならではのカウンター攻撃を決めて、満足そうだった。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)






