【ブンデスリーガ】レヴァークーゼン4-0ボーフム(日本時間12月21日/バイアレーナ)
前節ウニオン・ベルリン戦で3-0の快勝を収めたボーフムだったが、2023年最終戦となったレヴァークーゼン戦では0-4の完敗を喫した。この事態にSNSでは酷評が相次いでいる。
試合開始直後こそボーフムがシュートを打つ場面もあったが、中盤以降は完全にレヴァークーゼンのペースに。30分にパトリック・シックにPKを決められると、前半の残り15分間だけでこのチェコ代表FWにハットトリックを許した。その結果、浅野拓磨は前半でお役御免となった。
後半になっても流れを取り戻すことができず、結果は0-4の完敗。ボールホルダーに対してプレッシャーをかけられないところから失点を許したケースが多く、GKとDFが言い争う事態にも発展した。
これにはSNSでも「オフェンスは良いんだけど、DFラインの脆弱性よ」「ってか普通にボーフム、レヴァークーゼンにボコされてて笑う」「あいつら強すぎな」「ボーフム最初の10分は良かったんやけどね」などと苦言を呈されていた。
また前節は浅野がサポーターから投げ込まれたチョコレートを口にしてからゴールを決めたことから「チョコ投げろ」「浅野は毎試合チョコあげた方が良さそう」と、早速チョコネタでも話題になっていた。
海外のファンからは「ハイデンハイムとウニオンが勝ちました。降格争いへようこそ。ただそこにいるだけでなく、再びその真っ只中にいます。シーズン後半の最初の試合に浅野がいないと、攻撃陣の前線で楽しくなるかもしれません」と辛辣な意見も飛びかっていた。
一方で「全体的にはシーズン前半戦に満足できる」という意見もあった。確かにボーフムからすれば0-4の敗戦は痛恨だが、開幕から16節までを通して見ると、昨季と比較をすれば間違いなくポジティブな前半戦だった。開幕6連敗を喫した昨シーズンは前半戦終了時点で降格圏の17位に沈んでおり、逆転での残留は望みが少なかった。
それが現在は16位マインツと勝ち点6差をつけた14位に位置している。フットボールは何が起こるかわからないが、少なくとも昨シーズンよりも良い順位と勝ち点でウィンターブレイクを迎えられたのは間違いないだろう。
(ABEMA/ブンデスリーガ)