これって“言霊”？プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2023-24」12月21日の第2試合。実況者が“予言”したコメントがズバリその通りとなり、解説者も大慌てとなる事態が起こった。
東4局、赤坂ドリブンズ・渡辺太（最高位戦）が3・6筒待ちのリーチ。これに対してKADOKAWAサクラナイツ・渋川難波（協会）がカン7筒で追っかけた。残り枚数はお互いに1枚だけ。ここで日吉辰哉（連盟）は「ハイテイにドラマが待っている、とみました」と“予言”。解説の土田浩翔（最高位戦）は「誰？ハイテイ」と聞くと「渋川ですね」。
ハイテイ直前に渋川の7筒はU-NEXT Pirates・小林剛（麻将連合）へ流れた。土田は「ということは渋川が3筒掴むの？」と日吉に水を向けると、日吉は「本当にこれがドラマだと言うのならですよ！」と熱を込める。そして迎えた渋川の最終手番、待っていたのはその3筒だ。渡辺がリーチ・ホウテイ・平和・赤・裏ドラ2で1万2000点のアガリを決めると日吉は「あああ！言わなきゃ良かったごめんなさい！」と絶叫し、後に絶句。土田は「怒られるよサクラナイツのファンに！」と大慌てだ。
まさかの予言的中にファンは「フラグやめえ」「日吉おみごとｗ」「一級フラグ建築士、日吉」「日吉まじでさぁｗ」「黙っちゃったw」と大笑い。日吉は「僕、裏々とは言ってないですからね、ハイテイにドラマがありそうだと言っただけなんで！」と必死に弁解していた。
熱血実況の言霊が発動、痛恨放銃が実現し解説者も大慌て。麻雀の怖さ、そして観戦の面白さがまた一つファンに知れ渡った一幕だった。
※連盟＝日本プロ麻雀連盟、最高位戦＝最高位戦日本プロ麻雀協会、協会＝日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合（全216試合）を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合（全30試合）を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ（16試合）に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
（ABEMA／麻雀チャンネルより）
