将棋の藤井聡太竜王・名人(王位、叡王、王座、棋王、王将、棋聖、21)が12月24日、準公式戦の「SUNTORY将棋オールスター東西対抗戦2023 決勝戦」第6局で、羽生善治九段(53)に勝利。チームに白星を持ち帰り西軍が4勝2敗で対抗戦を制した。チーム優勝に貢献した藤井竜王・名人だったが、控室の仲間が将棋を見ていなかったことを指摘するまさかの場面も。ファンからは大爆笑が沸き起こっていた。
東西のトップ棋士が集結して争われる対抗戦。藤井竜王・名人が担当した第6局の羽生九段戦は、第5局の山崎隆之八段(42)対増田康宏七段(26)と同時刻に対局が行われたが、第4局終了までに東西2勝2敗と接戦が繰り広げられていた。チーム勝利のためには藤井竜王・名人と山崎八段の勝利が必要とあり、八冠王も緊張感を持って対局に臨んだ。
両局とも熱戦が繰り広げられ、藤井竜王・名人、山崎八段が第5、6局を制して4勝2敗で勝利。藤井竜王・名人も「何とか勝つことができて責任を果たせたのかなと思っています」とホッとした表情を見せていた。
西軍を代表してファンに勝利を報告した藤井竜王・名人は、「1局目から熱戦続きで私も控室でドキドキしながら見ていました」と挨拶。しかし「私と山崎八段の対局の時は、控室は対局を見ず将棋を指していたというウワサなんですけども…」と仲間の方を見ながらチクリ。それでも、「そのユルさも結果的には良い方向に出たのかなと思います」とまとめてファンの笑いを誘っていた。
このスピーチにABEMAの視聴者も爆笑。「すねてるw」「俺の将棋は見ないのか」「かわええw」「メンバー笑ってる」「チクッと」「きゃわ」「うわさ 笑」とコメントが多数寄せられていた。
(ABEMA/将棋チャンネルより)