「近視」や「乱視」「老眼」など実際にその状態になってみないとそれぞれの「見え方」がどのようなものであるかはなかなかわからないもの。今回ご紹介するのは、視力が低下した人の見え方がよくわかる解説動画だ。
102年の歴史を持つ老舗の眼鏡店『サカタメガネ』の四代目で、自身も1級眼鏡作製技能士であるという「坂田よしひこ」さんが投稿したこの動画は、視力検査の際に用いる「視力表」が、視力によって違った見え方をすることを、擬似的に体験することができる方法を紹介したもの。iPhoneのカメラに凸レンズを被せて撮影することで、擬似的にこうした「近視の見え方」を再現しているというが、この動画の中では、中度近視の区分である0.06ぐらいになってくると、もはや「視力表」であることを認識することさえままならない状態であることがよくわかる。
「視力によって違う見え方」という、他者にはなかなか上手く伝えづらい要素を、わかりやすい形で擬似的に体験できるこの方法に、動画を紹介した投稿の表示数は220万件を突破。また、動画を観たネット上の人々からは「これ!これだよ!見える人に伝えたかった!見えない人の視界!」「マジで手元で本読んだりスマホ見たり、ちょっと距離あるモニターとか見る時がこれ。マジで見えない。どうも遠視です。」「視力聞かれて-9.0って言うと ドン引きされる コンタクト外したら本当に何も見えないよ でも最近はコンタクトしても前より見えない」「中学から1番上のランドルト環が見えなくなって、視力検査の時にほっそい棒で『コレは?』って聞かれて『どこを指してるのか分かりません』って答えたら保健室内がどよめいたのが忘れられない思い出です。ふざけないでって言われて『棒が見えないんです!』とキレ返した所までセットです。」「コンタクトレンズと、眼鏡を活用しています まさしく0.01の世界って、こんな感じ」といった様々な反響が寄せられている。(ABEMA『週刊BUZZ動画』)




