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【動画】日本プロ麻雀連盟のプロが多く参加するプロ麻雀リーグ「Mリーグ」

 日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」へとつながる鳳凰戦A2リーグ、第11節D卓が12月26日、東京都・夏目坂スタジオで行われ全日程が終了した。トータル首位にはプロ麻雀リーグ「Mリーグ」の渋谷ABEMASでも活躍する白鳥翔が入り、悲願だった初のA1昇級が決定。同3位の古橋崇志も昇級した。また2位には前日に対局を終えていた内川幸太郎が入りA1復帰。3人が来期は鳳凰位を目指す戦いに加わる。

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 最終日となったD卓だが、独走状態の白鳥は大きなマイナスさせなければ逃げ切りで昇級となり、実質的にはトータル3位で迎えた古橋と同5位の瀬戸熊直樹による、残り1枠をかけた一騎打ちだった。古橋は3回戦終了時まではリードしていたものの、最終4回戦の南2局で瀬戸熊に一度は逆転を許すハラハラの展開。それでも自身の親番で加点に成功し再逆転。そのまま逃げ切り、昇級を決めた。

 初のA1入りを決めた白鳥は「ようやくA1に上がることができました。来期は決定戦に出ることが目標とは言わず、鳳凰位獲得を目指して頑張ります。まだ今期もグランプリなどありますので、引き続き応援よろしくお願いします」と力強く宣言。また古橋は「ぎりぎりで昇級できて本当に嬉しいです。1年目で決定戦に出ることを目標に頑張ります。7年間ありがとうございました」と喜びを噛み締めていた。

【試合結果】

1位 瀬戸熊直樹 +36.0
2位 近藤久春 +8.5
3位 古橋崇志 ▲6.1
4位 白鳥翔 ▲38.5

 ◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。

 ◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長。ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
(C)日本プロ麻雀連盟

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