言葉は激怒だが、その声と合わさるとなんともおもしろかわいくなるから“アニメ声”の威力はすさまじい。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2023-24」10月16日の第1試合で、KONAMI麻雀格闘倶楽部・滝沢和典(連盟)は2着に入った。ただ試合中、チャンスを逃したシーンがあり、控室に戻るなり後輩の伊達朱里紗(連盟)が「こらー!何やってるんですか!」と激怒したが、地声ではなくアニメ声だったため、周囲から笑いが起こるシーンとなった。
【映像】アニメキャラっぽく激怒する伊達朱里紗(2分29秒ごろ~)
声優としても活躍する伊達は、2年目だった昨シーズンのMVPを獲得し人気選手の仲間入り。今シーズンも攻守のバランスに優れた打ち筋と、持って生まれた強運を活かし、しっかりとポイントを築いている。先輩の滝沢にとっても、なんとも頼もしく刺激になる存在だ。
すると第1試合、BEAST Japanext・鈴木大介(連盟)とトップを争った滝沢が、結果的にトップを逃す選択をしてしまったことに、伊達はプンプンといった様子。戻ってくるなり「こらー!こらっ!何やってるんですか!何ですか、あれは!」と大きな声を出した。滝沢も「はい。そうっす…」と、しょんぼりしながら苦笑いしていたが、周囲からは笑い声が。それもそのはず、伊達の怒声は絶妙なアニメ声でコミカルに聞こえるもの。滝沢本人も「しまった」と思っていた場面を、うまく笑いに転換しながら指摘されたことで、チームのムードも損なわず反省できるという、一石二鳥の“名演技”となっていた。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)







