選手起用が、こんなルーレットで決まるはずもないが、それがおもしろい!プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2023-24」10月24日・第2試合の直前、TEAM雷電の控室が盛り上がった。その理由は「2戦目恒例・選手指名ルーレット」。見えないはずのルーレットが回り、出場選手を「ピピー!」と指差す茶番劇。ただ、これがチームのムードを高める要素になっている。
TEAM雷電は初期メンバーが萩原聖人、瀬戸熊直樹、黒沢咲(いずれも連盟)の3選手でスタート。2シーズン前に本田朋広(連盟)が加わり4選手で戦うと、昨シーズンはチームとして初のファイナルシリーズ進出を果たし、今シーズンは悲願の初優勝を目指している。チームは同世代の萩原・瀬戸熊に、紅一点で“セレブ”と呼ばれる黒沢、さらに今や“ともくん”とかわいがられる本田と、それぞれのキャラクターが活かされる集団になっている。
この4人の気分をさらに高めようと奮闘するのは高柳寛哉監督。選手に混じって肩を組んだり飛び跳ねたりと、指示を出すというよりも選手と一緒になって戦うタイプの監督だ。今回カメラが捉えたのは試合前の様子。萩原を除く3選手がいた控室で、いきなり高柳監督が「2戦目恒例の選手指名ルーレット、スタート」と叫ぶと、順番に選手を指差すルーレット役に。「ピッ、ピッ、ピピー!」と最終的には出場が決まっていた黒沢を指差した。
当然ながら出場選手がこのルーレットによって決まるはずもなく、事前に決まってはいるものの、どんな時でもエンタメを忘れないTEAM雷電らしい、ちょっとした“アトラクション”に、雰囲気はさらに高まっていた。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)







