WBA世界スーパーフライ級王者の井岡一翔(志成)が12月31日、東京・大田区総合体育館で同級8位のホスベル・ペレス(ベネズエラ)との防衛戦に臨み、5ラウンドに2度のダウンを奪った井岡が7ラウンド、KO勝利。宣言どおりのKOで初防衛に成功するとともに、スーパーバンタム級の世界4団体統一王者・井上尚弥(大橋)を一つ上回り、日本人では最多となる世界戦通算勝利数を「22」に伸ばした。井岡のKO勝利は3年前、2020年の大晦日で田中恒成(畑中)を8回TKOで破って以来。