セリフを細かく確認し真剣につぶやく表情は、まさに役者そのものだ。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2023-24」11月6日、TEAM雷電・萩原聖人(連盟)はプレーヤー解説として出演。第1試合、第2試合ともに、普段は実況が務める選手入場時の紹介部分を、萩原が務めた。人気キャラクターのイメージそのままには熱く、渋く語ったことでファンから絶賛されたが、本番直前には入念に準備する萩原の姿があった。
「BEAST Japanext、鈴木大介…」。ビシッとスーツで決めていた萩原が、紙を手に何やらつぶやいている。選手紹介の口上だった。普段は実況が直近の成績やチーム状況、選手の心情などを紹介しているが、萩原はそこに演技を加えた。人気アニメの主人公・カイジの声優を務めたことから、カイジの名セリフを盛り込みながらの口上は、まさにプロの仕事。俳優・萩原聖人の真骨頂といった語りで、SNSなどでも一気に話題になった。
麻雀でも気迫溢れる打ち方でファンを惹きつけるが、10代から俳優として活躍してきた萩原としては、やはり演技は麻雀以上に妥協が許されない領域。「信じるべきは、お前の力…!」と、世界に入り込んで読み続ける萩原の体からは迫力が溢れていた。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)







