今年もチームのムードメーカーは、新春から元気いっぱいだ。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2023-24」12月5日の第1試合で、赤坂ドリブンズ・園田賢(最高位戦)が出場。東1局からアガリをものにしたが、控室ではチームメイトの浅見真紀(最高位戦)がテンション高く応援。「ういやー!」「ひょい♪」と声を出してチームを盛り上げた。
浅見は今シーズンからチームに加入すると、知性派集団・赤坂ドリブンズのメンバーらしく卓上では冷静な麻雀に終始。ただ控室では男性3選手の中に混じり、とにかく明るく振る舞って盛り上げている。高いコミュニケーション能力もドラフトで指名された理由の一つではあるが初年度の優勝以来、なかなか思うような成績を出せていないチームにとっては、成績以上の起爆剤になっている。
今回の試合が新年初日となった赤坂ドリブンズは、エース園田を立てて首位奪還を狙いに行くと、幸先よく東1局からリーチ・ツモ・タンヤオ・平和の5200点をアガって先制。モニターで見守っていた浅見は、唐突に「ういやー!あぶなーい」と声を発して両手をバンザイすると、今度は「ひょい♪」とおどけて踊るように両肘を曲げてポーズを取っていた。
第1試合、園田は2着止まりだったものの、第2試合では鈴木たろう(最高位戦)が競り合いを制して逃げ切りトップ。“まきどん効果”も手伝ってか、赤坂ドリブンズは首位に浮上した。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)