将棋の藤井聡太王将(竜王、名人、王位、叡王、王座、棋王、棋聖、21)に菅井竜也八段(31)が挑戦する「囲碁将棋チャンネル 第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」が1月8日、栃木県大田原市のホテル花月で第1局2日目の対局が行われている。新年最初のタイトル戦開幕局はほぼ互角のまま推移。白熱の終盤戦から白星を掴むのはどちらか、大注目が集まっている。
八冠王の藤井王将に振り飛車党の絶対的エース・菅井八段が挑戦する対抗形シリーズ。第1局は三間飛車穴熊VS居飛車穴熊の出だしから、じりじりとした戦いが繰り広げられている。2日目の対局再開後からは藤井王将が攻勢に出たものの、菅井八段も技を見せて形勢はほぼ互角。後手の藤井王将は持ち時間を惜しみなく投入しているだけに、得意の終盤戦に向けてどのような構想を抱いているか目が離せない。
シリーズのゆくえを占う開幕局を制するのはどちらか。両者の厳しい表情にも注目だ。持ち時間は各8時間。ABEMA PPVとABEMA将棋チャンネルでは、この対局を終了まで生放送する。
【午後4時30分時点での残り持ち時間】
▲菅井竜也八段 1時間41分(消費6時間19分)
△藤井聡太王将 30分(消費7時間30分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)