思わず漏れた本音に、美女雀士もハッと顔を覆うほっこりシーンがやってきた。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2023-24」1月9日の第1試合で、U-NEXT Pirates・瑞原明奈（最高位戦）が前半からリードを奪って、うれしいトップを獲得。試合後のインタビューでは最近、出場機会が少なかったことについて触れ、もっと出たいかという質問に「はい！あ、言っちゃった」と慌てる場面があった。
過去にはMVP獲得経験もあり、今シーズンもしっかりプラスを稼いでいる瑞原だが、チームでは個人トップで5連勝中の鈴木優（最高位戦）が大活躍中。ポイントゲッター瑞原ですが11月、12月と出場機会がなかなか回ってこない事態になっていた。それだけに瑞原にとって新年初試合となったこの日は、序盤から積極的に前に出るとトップ目で迎えた東3局2本場では他者を大きく引き離す倍満も成就。南場に入っても危なげない試合運びで悠々とトップを取った。
ニコニコの笑顔で勝利者インタビューに出てきた瑞原は、約2カ月ぶりのトップに「うれしいです。私、出番があまりもらえてなくて…。（木下）監督に『言うなよ』って言われるかもしれないですけど」と、改めて出場したくてたまらなかったことをアピール。「すごくトップが取りたくて燃え上がっていました」と、本人でも自覚するほど前に出て戦ったと振り返った。チームもリーグ首位で、入れ替わるように好調選手が出てくる状況は瑞原も大歓迎だが、リポーターの松本圭世から「瑞原選手はもっと出たいと…」と水を向けられると「はい！」と即答。直後に「あ、言っちゃった」とおどけるように両手で口元を隠すようなジェスチャーまで見せていた。
クールな表情で打牌選択を繰り返していた試合中から一変、コミカルなシーンも見せた瑞原に対して、ファンからは「美しい！」「かわいすぎる」「たまらん」「そりゃ出たいよねー」と喜びの声が飛び交っていた。
※連盟＝日本プロ麻雀連盟、最高位戦＝最高位戦日本プロ麻雀協会、協会＝日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合（全216試合）を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合（全30試合）を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ（16試合）に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
（ABEMA／麻雀チャンネルより）
