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【映像】18歳による「新成人の主張」
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 2022年4月、成年年齢が18歳に引き下げられた。とはいえ、飲酒・喫煙が法的に認められるのは20歳からであり、多くの自治体では20歳を成人式の対象としていることもあって、“成人の自覚”を持ちづらい状況にある。

【映像】18歳による「新成人の主張」

 加えて、転校が多かった人や不登校であった人、さらには経済的な要因で振袖を着られない人など様々な事情で現行の成人式に足が向かない人もいる。

 そんな課題を解決するために立ち上がった男がいる。「18歳の成人式」を立ち上げた一般社団法人 ハッシャダイソーシャルの三浦宗一郎代表に話を聞いた。

━━『CHOOSE YOUR LIFE FES ‘24 #18歳の成人式』とはどのようなイベントか?

「自治体主催の成人式ではなく、全国の18歳を参加費無料・交通費補助で東京に招待して行う『みんなで作る成人式』だ。2023年からクラウドファンディングによる支援と企業協賛によって実施しており、初回は800人が参加した。今年は3月22日(金)、恵比寿ザ・ガーデンホールにて2023年度の新成人を対象に開催する」

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━━イベントではどのようなことを行うのか?

「去年は『夢をかなえるゾウ』著者である水野敬也氏とタレントの峯岸みなみ氏をゲストに迎えて『大人の本音 / 18歳からの人生相談』をテーマにトークライブを行ったり、ステージに立ってそれぞれの想いを語る『新成人の主張』というコーナーを設けた。『新成人の主張』においては会場の7割の新成人が『みんなでイベントを作ろう』という想いに同調し『スピーチをしたい』と手を挙げてくれた」

━━2回目の開催となるが、昨年と異なる点はあるか?

「今年はイベントの認知度も上がったのでさらに盛り上げていきたい。また、新型コロナウイルスが5類に移行したことでイベントに参加しやすくなったとはいえ、入院していたり、部屋から出られなかったり、様々な事情を抱えた人もいるため、オンライン限定のライブなども準備できたらと考えている」

━━なぜ、18歳の成人式を開催しようと思ったのか?

「成人の自覚を持てない人、そして何度か転校した人や振袖を着る経済的余裕がない人にも集まって欲しかった。また、昔話をするだけでなく初対面だからこそ伝えられるものもあるはずだ。大人になると自分の人生を自分で選ぶことが求められたり、もう一歩踏み出したい場面・活路が見出せない辛い状況に遭遇することもある。そんな時にぎゅっと握りしめられるような体験・言葉があると越えられる夜が増えるはず。僕らはそれを“人生のお守り”と呼んでいるが、誰かが誰かを応援していく大きな循環をここから始めていきたい」

━━新成人に伝えたいことは?

「それぞれ比較できない苦しみを抱えている人もいると思う。だけど実は社会には『若い人の力になりたい』と思っている大人たちもいる。だから辛い時は遠慮なく『助けてほしい』と声をあげてほしい」
ABEMA NEWS)

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