人気のプロ雀士たちが、小さなヒーターで手を温め合うというほっこりシーンの誕生だ。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2023-24」1月11日・第1試合を前に、出場する3選手が揃って手が冷たいとヒーターの前に集合。小さくなって集まる様子に笑いが起きた。
雀士にとって手は命。牌山からツモり、切るの繰り返しではあるが、このリズムが大事と語る選手も多く、また放送対局では表情以上にずっと映り続けることから、顔よりも“顔らしい”パーツでもある。コアなファンともなれば、手やその動きだけ見て、どの選手か当てられるほどだ。
試合会場の前で出番を待っていたセガサミーフェニックス・茅森早香(最高位戦)だが、小さなヒーターを前にうずくまると、カメラマンに向けて「手を温めてるの」とニッコリ。スタジオが普段より冷えていたのか、続いて赤坂ドリブンズ・渡辺太(最高位戦)も「結構、手が震えるんで」と加わった。さらに名俳優でもあるTEAM雷電・萩原聖人(連盟)が「いい?」と参加。「確かにいつもより手が冷たい」とプレーへの影響も考えてか、2人と同じようにしゃがみこんで、ヒーターから出る温風に手をかざしていた。
渡辺が「下の方、結構温かいです」と、心地よい温風の出場所を見つけるなど、3人で小さなヒーターを前にうずくまるという、なんともかわいらしい様子にもなったが、俳優としてテレビや舞台など、華やかな場所を知る萩原はカメラマンに向けて「貧乏くさい絵だね(笑)」と自ら爆笑。周囲にも一気に笑いが広がり、手だけではなく心も温まるシーンとなった。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)