【ブンデスリーガ】バイエルン3-0ホッフェンハイム(日本時間1月13日/アリアンツ・アレーナ)
ボックス内での容赦ないスライディングにスタジアムが騒然となった。バイエルンFWムシアラに対し、ホッフェンハイムのエンソキが捨て身のタックルを繰り出すと、王者の指揮官も「PKだろ!」と言わんばかりの表情で猛烈に抗議した。
完全に後ろから削ったようにも見えた。バイエルンが1-0でリードして迎えた48分に問題のシーンは起きた。バイエルンは自陣で丁寧に組み立て、ケインが相手陣内へロングパスを送る。抜け出したムシアラが強引にマイボールにすると、相手ディフェンスを振り切ることに成功。ゴール目前だったが、その瞬間、ムシアラは背後からエンソキの捨て身のスライディングを食らったのだ。しかし、このタックルはノーホイッスルの判定となった。
これには実況の野村明弘氏も「おっとー!!」と思わず声を挙げた。スタジアムは一時騒然となり、バイエルンの鬼将トゥヘルも大激怒。審判団へ鬼の形相で詰め寄って猛抗議するも、結局、判定が覆ることはなかった。
このシーンにはファンも「ファウルなし、、だと、、?」「これは取らんのかw」「抗議出来るほどのファウルじゃないぞ」「ファウルじゃないね笑」と、際どいタックルに意見が分かれた。なお、試合はその後、ムシアラの2点目とハリー・ケインのゴールで、バイエルンが3-0で勝利する結果となった。
(ABEMA/ブンデスリーガ)