将棋の藤井聡太竜王・名人(王位、叡王、王座、棋王、王将、棋聖、21)が1月14日、朝日杯将棋オープン戦の本戦トーナメント2回戦で増田康宏七段(26)に勝利。難局を制し、連覇に向けて準決勝進出を決めた。終局後の感想戦では、駒台の上の駒を手にしてクルクル。器用な駒回しの様子に、ファンの視線は釘付けとなっていた。
ベスト4進出をかけて争われた2回戦の増田七段戦。互角の様相が長く続く大熱戦となったが、藤井竜王・名人が最後に競り勝ち勝利を飾った。「先に仕掛けられるような展開になり、判断が難しい局面が続いた。その中で増田七段にうまく立ち回られてしまい秒読みになってからはっきり苦しくなったところもあった。一局を通して大変な将棋だった」。連覇と大会5回目の優勝に向けて準決勝進出を決めた藤井竜王・名人は、ホッとした表情で一局を振り返った。
終局後に行われた感想戦では表情も柔らかく緩み、増田七段と笑顔で言葉を交わす場面も。時折、駒台の上の駒を右手で取り、クルクルと駒回しする様子も見られた。
ペン回しならぬ高速駒回しの様子に、ABEMAの視聴者の視線は釘付けに。「普通にすごくね?!」「いつもより余計に回しております」「駒は友達なのね」「めっちゃ器用やん」「たのしそう太」「クルクル上手だね」と驚きの声が多く寄せられていた。
(ABEMA/将棋チャンネルより)