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【中継】大和証券 Mリーグ 風林火山vsABEMASvsフェニックスvsPirates

 Mリーグ機構は、「大和証券Mリーグ2023-24」1月15日の第1試合に出場する4選手を発表した。注目は前回の出場試合でトップを取った渋谷ABEMAS・多井隆晴(RMU)とセガサミーフェニックス・醍醐大(最高位戦)の2人。実績十分の両者が、自分にもチームにもさらに活気を与えるべく、個人連勝を狙っている。

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 多井は前回の試合が今期10戦目。11月は全休するなど、かなり出場ペースを制限してきたが、前回はトップ目で迎えたオーラスで他者を突き放し、堂々の勝利。なんだかんだで個人3ケタプラスを稼いでいるのだから恐れ入る。誰よりも麻雀を深く研究しているという自負があるだけに、相手が誰でも臆する様子はまるで見せない。

 醍醐は、ようやく光が見えてきた。個人成績では長く後方集団から抜け出すことができず、チームもレギュラーシーズン敗退県内の8位が“定位置”になりつつあったが、ようやく大きなトップも取れるようになり、表情も晴れやかに。大黒柱・近藤誠一(最高位戦)の後を託された者が本調子になれば、その効果は1人の選手が復調しただけではない大きなものがある。

 調子が出てきた実力者に気持ちよく打たせたくないのが他の2人。U-NEXT Pirates・仲林圭(協会)はシーズン開幕から前半途中まで、個人トップに立つなど絶好調だったが、ここのところは数字が思うように伸びない。トップを取った後に連投にも挑戦したが、あえなくラス。煮えきらない状況は地力で打開するしかない。チームメイトに「ないすぅ!」と叫んでもらえるためにも、ここは冷静に最善手を模索する。

 今シーズンのキーパーソンに指名されながら、なかなか目立てていないのはEX風林火山・二階堂亜樹(連盟)。同チームの勝又健志(連盟)が絶好調、逆に松ヶ瀬隆弥(RMU)が絶不調、姉の二階堂亜樹(連盟)がほぼプラスマイナスゼロの中、亜樹の復調は誰しもが待っているところ。リーグ屈指の強豪が揃った厳しい卓組みだが、これまで数々のタイトルも取ってきた亜樹に限って、手が縮むようなことはない。

【1月15日第1試合】

EX風林火山・二階堂亜樹(連盟)個人29位 ▲116.8
渋谷ABEMAS・多井隆晴(RMU)個人9位 +106.7
セガサミーフェニックス・醍醐大(最高位戦)個人26位 ▲84.8
U-NEXT Pirates・仲林圭(協会)個人17位 +16.9

【1月12日終了時点での成績】

1位 U-NEXT Pirates +421.7(56/96)
2位 KADOKAWAサクラナイツ +282.3(56/96)
3位 赤坂ドリブンズ +256.9(58/96)
4位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +156.5(56/96)
5位 渋谷ABEMAS +41.6(58/96)
6位 EX風林火山 ▲93.4(58/96)
7位 TEAM雷電 ▲236.6(58/96)
8位 セガサミーフェニックス ▲360.2(56/96)
9位 BEAST Japanext ▲468.8(56/96)

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)

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Mリーグ 配信情報まとめ
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