冷静沈着な先輩雀士も、かわいい後輩の“煽り”に思わず笑顔になってしまった。「大和証券Mリーグ2023-24」1月15日の第2試合で、U-NEXT Pirates・瑞原明奈(最高位戦)がオーラスで3着目から鮮やかな逆転トップ。試合後のインタビューでは、大学の先輩でもあるEX風林火山・勝又健志(連盟)に勝てたことに喜び「やったー!」と視線を投げかけると、真顔だった勝又が思わず笑顔になる微笑ましい一幕があった。
瑞原、勝又ともに頭脳明晰な雀士として知られるが、2人は同じ早稲田大学の出身で勝又が先輩だ。所属する団体もチームも異なるが、試合会場に入る前のスペースでは、仲よさげに談笑するシーンが、度々カメラに収められたこともある。
前回トップだった瑞原は、今期絶好調の勝又との対戦に燃えており「今日はですね、今年結構いっぱいやられていた勝又選手とか魚谷選手と同卓だったので『やり返すぞ!』と思いながら来ました」とインタビューで明かすと「道中、全然アガれなくて苦しかったんですけど、最終的にはとてもラッキーなことにトップになれて、あの…」と続けた。すると不意に、先にインタビューを終えていた勝又の方に視線を投げかけ「やったー!と思いました」と笑顔に。これにはいきなり名前を出されてきょとんと真顔だった勝又も、かわいらしい“煽り”に笑顔になっていた。
普段からよく話す2人だからこそのやりとりに、ファンからは「あおったw」「勝又にっこりw」と、微笑ましいシーンを歓迎する反応が見られていた。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)