Mリーグ機構は、「大和証券Mリーグ2023-24」1月16日の第1試合に出場する4選手を発表した。注目はチーム3連勝中のBEAST Japanext。リーダー猿川真寿(連盟)は個人連勝とチーム4連勝をかけての先発出場だ。
【中継】大和証券 Mリーグ サクラナイツvs麻雀格闘倶楽部vs雷電vsBEAST
参戦1年目からリーグ最下位の9位と苦しむBEAST Japanextだが、大きなマイナスを抱えつつも1つでも上を目指そうと奮闘中。直近では菅原千瑛(連盟)、猿川、菅原というリレーでチーム初の3連勝。マイナスポイントは400台まで戻してきた。残り40試合で、セミファイナルシリーズへのボーダーラインが▲100前後になると想定すれば、まだまだ逆転進出の可能性は十分だ。
セミファイナル進出のために、1つでも順位を上げたいのはリーグ7位のTEAM雷電も同様。6位のEX風林火山まで約146ポイント差で、直接対決ではない1日で逆転するのは難しい差だが、デイリーダブルを決められれば最低でも100ポイントは詰められる。本田朋広(連盟)も個人成績が3ケタマイナスとなっており、ここは踏ん張りどころだ。
KONAMI麻雀格闘倶楽部からは滝沢和典(連盟)が先発。リーグ中団に位置し、3ケタプラスをしっかり確保できているという意味では十分だが、やはりトップ通過を目指して破竹の勢いで攻めまくるというのが、チームカラーらしい。ヒーロー雀士・滝沢和典(連盟)は個人3ケタ目前。淡々と、それでいて力強いスマートな麻雀でトップを狙う。
リーグ2位・KADOKAWAサクラナイツは岡田紗佳(連盟)が出る。昨年は「岡田様」と呼ばれるほどの快進撃だったが、この試合が個人としては新年初戦。今年もチームを引っ張る存在として活躍できるかは、やはり1発目が重要。試合会場にも堂々と入ってくるだろうか、卓上でも背筋をピンと伸ばした凛々しい麻雀を披露したい。
【1月16日第1試合】
KADOKAWAサクラナイツ・岡田紗佳(連盟)個人11位 +89.9
KONAMI麻雀格闘倶楽部・滝沢和典(連盟)個人9位 +99.7
TEAM雷電・本田朋広(連盟)個人28位 ▲105.7
BEAST Japanext・猿川真寿(連盟)個人35位 ▲252.5
【1月15日終了時点での成績】
1位 U-NEXT Pirates +460.1(58/96)
2位 KADOKAWAサクラナイツ +282.3(56/96)
3位 赤坂ドリブンズ +256.9(58/96)
4位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +156.5(56/96)
5位 渋谷ABEMAS ▲16.0(60/96)
6位 EX風林火山 ▲90.4(60/96)
7位 TEAM雷電 ▲236.6(58/96)
8位 セガサミーフェニックス ▲344.0(58/96)
9位 BEAST Japanext ▲468.8(56/96)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)