<大相撲一月場所>◇三日目◇16日◇東京・両国国技館
 小兵力士が大きな相手に対抗する技として長く用いられてきた「下手投げ」。それは令和の時代に入っても変わらない。序二段五十一枚目・望月(大嶽)が、自分より体重で60キロ近い相手に対して、バレリーナのようなボディバランスを取りながら、豪快な下手投げで勝利し、館内から喝采を浴びた。