【写真・画像】 1枚目
【映像】トップを手繰り寄せた堀慎吾の跳満シーン

 KADOKAWAサクラナイツの堀慎吾(協会)が1月16日、プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2023-24」の第2位試合に登板。第1試合の岡田紗佳(連盟)に続いてデイリーダブルを飾り、チームのポイント大量加点に大きく貢献した。

【映像】トップを手繰り寄せた堀慎吾の跳満シーン

 技術が光る闘牌だった。当試合は起家からTEAM雷電・瀬戸熊直樹(連盟)、堀、KONAMI麻雀格闘倶楽部・伊達朱里紗(連盟)、BEAST Japanext・鈴木大介(連盟)の並びでスタート。東1局では親の瀬戸熊が6000点をアガるも、堀は東1局1本場でリーチ・平和の2000点(+300点)を獲得すると、テンパイ流局で迎えた東3局1本場ではリーチ・七対子・赤・裏ドラ2の跳満・1万2000点(+300点、供託3000点)を奪取した。

 「鳴くつもりで白を切った。鳴いていかないと逆に危ない。さっさとアガることが安全なルート」。自ら「至極の一局」とした親番の南2局では「高打点のルートがあった」と、鳴きを重ねて4筒と6筒のシャンポン待ちでテンパイ。「誰か打たないかな、打たないかなと思っていたところに、自力で持ってきた、あの瞬間。やっぱり麻雀はやめられない」と喜びを噛みしめるタンヤオ・対々和・赤の親満貫・1万2000点をアガり、頭一つ抜け出した。

 南4局0本場では、「全体の河を見ると、ここが一番残っている可能性が高いターツなのかなという感覚があった」と、リーチをかけた瀬戸熊の現物ながらも、鈴木大介の当たり牌である3索を止める場面も。南4局1本場では伊達に5200点(+300点、供託1000点)を放銃したが、持ち点4万1900点で会場をこの日2度目のサクラ色に染めた。

 これでチームは+397.1ポイントまでアップし、首位のU-NEXT Piratesとは53ポイント差に迫った。「うれしいです」。デイリーダブルについてしみじみ語った堀は、「今日も応援ありがとうございました」とファンに感謝。「まだ先は長いんですけど、連勝できたということはとても大きな一日になったと思いますので、これからも、この調子で頑張っていきたいと思います」。サクラの騎士団が、一気呵成に海賊船に襲いかかる。

【第2試合結果】

1着 KADOKAWAサクラナイツ・堀慎吾(協会)4万1900点/+61.9
2着 BEAST Japanext・鈴木大介(連盟)2万6700点/+6.7
3着 KONAMI麻雀格闘倶楽部・伊達朱里紗(連盟)2万3800点/▲16.2
4着 TEAM雷電・瀬戸熊直樹(連盟)7600点/▲52.4

【1月16日終了時点での成績】

1位 U-NEXT Pirates +460.1(58/96)
2位 KADOKAWAサクラナイツ +397.1(58/96)
3位 赤坂ドリブンズ +256.9(58/96)
4位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +128.2(58/96)
5位 渋谷ABEMAS ▲16.0(60/96)
6位 EX風林火山 ▲90.4(60/96)
7位 TEAM雷電 ▲341.7(60/96)
8位 セガサミーフェニックス ▲344.0(58/96)
9位 BEAST Japanext ▲450.2(58/96)

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)

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