【写真・画像】 1枚目
【映像】16歳行司は見た! 際どい勝負が決した瞬間

大相撲一月場所>◇六日目◇19日◇東京・両国国技館

 序ノ口三枚目・獅子丸(田子ノ浦)と序ノ口四枚目・祥乃山(高田川)の一番は、物言いがつく際どい決着となった。しかし、16歳の若手行司がしっかりと勝負を見極める貫禄の裁きを見せ、「よく見てた」「お見事」と感嘆の声が寄せられた。

【映像】16歳行司は見た! 際どい勝負が決した瞬間

 立ち合い低い姿勢で当たった祥乃山。対する獅子丸は胸で受け止めると、押し込んでから引いてはたく厳しい攻めを見せた。祥乃山がまわしを取ると、土俵上で両者がぐるぐると回転。その後、土俵際で獅子丸が右から小手投げに振ったが祥乃山は耐え、館内から拍手が沸き起こった。

 再び獅子丸が今度は左から小手投げに出ると、粘る祥乃山が覆いかぶさるような形で両者が倒れることに。行司の式守風之助は腰をかがめて勝負の行方を注視すると獅子丸に軍配を上げた。

 際どい決着に物言いがついたものの、協議の結果、軍配通り獅子丸が勝利。審判を務めた元関脇・玉乃島の放駒親方は「ただいまの協議は西方力士の足が出たかの確認であり、出ておりましたので、軍配通り東方力士の勝ちといたします」と簡潔にアナウンスした。獅子丸は2勝目。祥乃山は2敗目を喫した。

 行司の式守風之助は平成19年(2007年)生まれの16歳。中学卒業後に押尾川部屋に入門し、令和5年(2023年)七月場所で初土俵を踏んだ新人行司だ。

 獅子丸の体を挟んで対面で祥乃山の足が出るという、見えにくい状況のなか、しっかりと勝負を見極めて貫禄の行司裁きを示した風之助。ファンからは「よく見てた」「見事」「優秀」と称賛の声が相次いだ。また放駒親方の簡潔明瞭なアナウンスに反応する視聴者もおり、「爽やかな喋り方」といった声が寄せられた。(ABEMA/大相撲チャンネル)

【映像】16歳行司は見た! 際どい勝負が決した瞬間
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筋骨隆々で背筋も“バキバキ” 幕下ソップ型力士、164キロ巨漢力士に強烈な掛け投げ 宙を舞う巨体に館内どよめき
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