「大和証券Mリーグ2023-24」1月19日の試合前に行われたリハーサルで、スタッフの一人が出現確率0.00158％とも言われる役満「地和」をアガるハプニングが発生した。放送対局どころか普段の麻雀でもめったに見ることがない役満だったころから、数多くの対局をこなしてきたMリーガーたちも「写真、撮って！」と大騒ぎになった。
Mリーグでは試合前、音声や映像のチェックのために、スタッフによるリハーサルが毎回行われている。特に問題がなければ東1局の分だけ1回行うだけで終了する。すると南家のスタッフが配牌時点でカン4筒のテンパイ。本人からすればただ事ではない中、ゆっくりと第1ツモを確認すると、なんと4筒。じっくりと確認した後に手牌を倒すと、選手役だけでなく実況役のスタッフも驚きの声を続々とあげた。
これに気づいたのが選手たちだ。リハーサル映像は、各選手たちがいる控室や共有スペースにあるモニターに映し出されている。第1試合に出場予定だったTEAM雷電・萩原聖人（連盟）が「マツの席だった。危ねぇ！」と、南家が渋谷ABEMAS・松本吉弘（協会）の席だと指摘すると、その松本は「写真、撮って！」と大はしゃぎ。さらに「マジ、これ今日リハやってよかったですね。誰かの都合でなかったら炸裂していましたよ」と笑いまくっていた。
この役満動画はMリーグのX公式アカウントでも投稿され、ファンの間で大拡散中だ。
※連盟＝日本プロ麻雀連盟、最高位戦＝最高位戦日本プロ麻雀協会、協会＝日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合（全216試合）を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合（全30試合）を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ（16試合）に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
（ABEMA／麻雀チャンネルより）
