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【映像】藤井王将の手元に注目…扇子が壊れる瞬間

 将棋藤井聡太王将(竜王、名人、王位、叡王、王座、棋王、棋聖、21)に菅井竜也八段(31)が挑戦する「囲碁将棋チャンネル 第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第2局が1月21日、佐賀県上峰町の「大幸園」で2日目の対局が行われ、藤井王将がリードして迎えた終盤、考慮中に必須アイテムの扇子が壊れるハプニングがあった。

【映像】藤井王将の手元に注目…扇子が壊れる瞬間

 対局に臨む棋士の必須アイテムと言えば、最初に頭に浮かぶものとして扇子が上げられる。広げて扇ぐほか、パチパチと開閉して思考のリズムを取る使い方も。藤井王将は器用にくるくるっと回す様子も時折見ることができる。

 棋士にとっては大事なアイテムだが、王将戦第2局で菅井八段との対戦中にハプニングが発生した。勝利に向かう終盤で考慮中の藤井王将は、前傾姿勢で左腕を脇息に預けて扇子をパチパチ。すると、扇面の和紙が破れて要を中心に2つに分かれてしまった。

 この様子に、中継で解説を務めていた木村一基九段(50)は「事件事件!」と大慌て。「扇子は消耗品」と加えていたが、和紙が破れるほど一本の扇子を使い続けていることに驚きを隠せない様子だった。これにはファンもビックリ。「あああ!」「大事な扇子がー!」「壊れててもいいから欲しい…」「そんなにボロボロになるまで使ってるのね」とのコメントが押し寄せていた。

 壊れてしまった以上、扇子は使えなくなる…と思いきや、藤井王将は特に気にする様子もなくそのままパチパチ。扇ぐために使用している扇子ではないため、最後まで“続投”し使い続けていた。
ABEMA/将棋チャンネルより)

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