物言いする?しない?微妙な一番に審判の親方衆が無言の目配せ なんとも言えない雰囲気が漂う土俵周辺 大相撲 2024/01/24 12:00 拡大する <大相撲一月場所>◇十日目◇23日◇東京・両国国技館 今の一番、物言いする?しない?館内のファンも際どいと感じた勝負の後になんとも言えない雰囲気が漂った。序二段五枚目・播磨皇と序二段十二枚目・幸乃富士の一番は、逆転の粘りが活きたかどうかという決着だったが、サッと軍配を挙げた行司に対し、審判を務める親方衆が目配せでもするように気配をうかがうシーンがあった。【映像】チラチラと目配せするような親方衆 立ち合いから重い突き押しで相手を下がらせた播磨皇だったが、体重85キロの小兵・幸乃富士は土俵際で懸命の粘り。俵に両足がかかったものの、なんとか体を反らして相手の勢いをかわすと、目標を失った播磨皇が先に土俵を割ってしまい逆転。行司の木村勝之介も、迷いなく軍配を幸乃富士に挙げた。 続きを読む