<大相撲一月場所>◇十日目◇23日◇東京・両国国技館
幕下三十八枚目・千代の勝(九重)が幕下三十六枚目・大昇龍(山響)を熱戦の末に押し出しで下し、2勝目を挙げた。勝った千代の勝は体力を使い果たしたのか、よろめきながら歩いて土俵を降り、「どした」「大丈夫か?」と館内からどよめきが沸き起こった。
立ち合い厳しい攻めを展開したのは大昇龍。しかし土俵際で千代の勝は粘って残すと、回り込んでから押されて反対の土俵際に追い詰められるも再び残し、客席からは拍手が沸き起こった。最後は千代の勝が腕をたぐられながらそのまま押し出しを決めて勝利。勝った千代の勝は2勝目を挙げ、敗れた大昇龍は4敗目を喫した。
勝負が決した直後、千代の勝は酸欠状態に陥ったのか、足を痛めたのか、または脳震盪か、フラフラとふらつきながら勝名乗りを受けに戻っていった。この光景に館内からはどよめきが発生した。千代の勝はその後も体力を使い果たした様子で、土俵を降りる際には呼出に肩を借りて歩いていた。
驚異的な粘りで逆転勝利を遂げた千代の勝に、ファンからは「めちゃ耐えた」「激しい攻防、見ごたえがあった」「すげー魅せるね」「大逆転」と称賛の声が相次いだ。また取組直後によろめきながら歩くと、「どした」「大丈夫か?」「勝ったのにフラフラ」「勝った方が疲弊しているな」と心配するコメントも寄せられた。
(ABEMA/大相撲チャンネルより)
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