Mリーグ機構は、「大和証券Mリーグ2023-24」1月25日の第1試合に出場する4選手を発表した。注目はリーグ8位のセガサミーフェニックス、同9位のBEAST Japanextによる直接対決。この日でレギュラーシーズンの2/3を消化するとあって、大逆転でのレギュラーシーズン突破に向けては、1つも譲れない戦いだ。
【中継】大和証券 Mリーグ ドリブンズvs麻雀格闘倶楽部vsフェニックスvsBEAST
セガサミーフェニックスとBEAST Japanextの差は、たった6ポイント。どちらもマイナスが400ポイント台と、ボーダーラインと見られる▲100前後まで300ポイントぐらいの開きがある。今期から3チームが敗退するルールになっており、とにかくボーダーラインの真下、6位まで上がることが逆転へのファーストステップだ。セガサミーフェニックスは茅森早香(最高位戦)、BEAST Japanextは猿川真寿(連盟)と、どちらも個人で200ポイントを超えるマイナスを持つが、状態としては上向き傾向。チームの士気を上げるようなトップを、ガチンコのぶつかり合いで狙いに行く。
必死にトップを狙いに来る下位チームの勢いに巻き込まれたくないのが上位陣。リーグ3位の赤坂ドリブンズと同4位のKONAMI麻雀格闘倶楽部は、いずれもプラス200台でわずか3.2ポイント差。あってないような微差だ。現状、レギュラーシーズン敗退を気にするようなポイント状況ではなく、貪欲に上を目指してもいい時期だ。一時期の不振を吹き飛ばしらしさの出てきた赤坂ドリブンズ・鈴木たろう(最高位戦)と、2年連続MVPを狙えるほど好成績を残しているKONAMI麻雀格闘倶楽部・伊達朱里紗(連盟)。どちらも特大トップを生む爆発力の持ち主だ。
【1月25日第1試合】
赤坂ドリブンズ・鈴木たろう(最高位戦)個人18位 +0.1
KONAMI麻雀格闘倶楽部・伊達朱里紗(連盟)個人4位 +219.5
セガサミーフェニックス・茅森早香(最高位戦)個人33位 ▲205.6
BEAST Japanext・猿川真寿(連盟)個人34位 ▲217.3
【1月23日終了時点での成績】
1位 U-NEXT Pirates +410.0(62/96)
2位 KADOKAWAサクラナイツ +344.1(62/96)
3位 赤坂ドリブンズ +232.4(62/96)
4位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +229.2(62/96)
5位 渋谷ABEMAS +20.2(62/96)
6位 EX風林火山 ▲158.7(62/96)
7位 TEAM雷電 ▲225.4(64/96)
8位 セガサミーフェニックス ▲422.9(62/96)
9位 BEAST Japanext ▲428.9(62/96)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)