【ブンデスリーガ】バイエルン1-0ウニオン・ベルリン(日本時間1月25日/アリアンツ・アレーナ)
王者が誇る対人最強男が、豪快なヘッドバッドを食らわせた。バイエルンDFウパメカノがロングボールの競り合いで、相手の後頭部に頭突きする衝撃的ファウル。相手は顔面から倒れ込んで悶絶する事態には、ファンも「ふざけんな!」と激怒するシーンだった。
問題のシーンはゴールレスで迎えた12分、ウニオン・ベルリンFWフォラントとバイエルンDFウパメカノがハーフウェーライン付近でロングボールを競り合った場面のことだ。
フォラントが大きくジャンプし、ボールを逸らすことに成功するも、その瞬間、ウパメカノがそこに突っ込んだのだ。後頭部に思い切りヘッドバッドを食らわす形となり、そのままパワーで突き飛ばすかっこうとなってしまった。これによりフォラントは顔面を地面に叩きつけながら落下するという、衝撃的なシーンとなった。
ABEMAの解説・福田正博氏も「けっこうな倒れ方をしました。FWは(ジャンプをしながら後ろが)見えないので当たる準備ができず、衝撃が大きい」とコメント。自身も現役時代にFWだったことから、競り合いでの対処の難しさについて言及した。
このシーンを目撃した視聴者も「ウパ、はやつよ!」「ふざけんな!」とウパメカノのド迫力の強さに驚く人と、危険なプレーであることへの賛否が分かれていた。
対人の強さで王者バイエルンの守備を支えるウパメカノはこの試合、前半終了間際に負傷。スプリントの際にハムストリングを痛めたながらも、なんと前半終了までの5分強、交代せずにプレーを続行した。対人最強男の体と、覚悟の強さが際立つ一戦となった。
(ABEMA/ブンデスリーガ)