最近、ビールやコーラなど「クラフト」という“手作り”を意味する言葉を使った商品が増えているが、そのブームがインターネットの世界にも波及している。話題となっているのは、正月早々にアップされた『誰も言ってない「クラフトインターネット」を考える』(徳谷柿次郎のクラフトインターネット日記より)というブログ。綴られているのは、氾濫する広告や便利すぎるプラットフォームの弊害、SNSによる相互監視や承認欲求などによる息苦しさなど。その脱却を目指し、空虚な繋がりを捨て、自分の手の届く範囲で作られたのが“クラフトインターネット”だという。