<大相撲一月場所>◇十四日目◇27日◇東京・両国国技館
 三段目十七枚目・王輝(錣山)が、三段目十六枚目・村山(鳴戸)を浴せ倒しで下した一番では、敗れた村山が10秒強立ち上がれない一幕があった。王輝も心配そうにその様子を見つめ、右手を差し出したが、なんとか村山は自分の力で立ち上がり、仕切り線に戻ると、館内には拍手が鳴り響いていた。