JR岡山駅前の“ピーコック噴水”が売りに出された。
【映像】クジャクみたい?全国的にも珍しい「ピーコック噴水」
路面電車の乗り入れ工事に伴い、市民の待ち合わせスポットとして長らく愛されてきたピーコック噴水が今春撤去されることになった。高さ5メートル、直径4メートルという巨大なサイズで球状に配置されたノズルの数は531本。1975年に設置され、芸術家・岡本太郎氏が当時所長を務めていた研究所が設計を担当した。
値段は最低価格8万2000円からだが「ノズル交換や水道、電気代などの維持費が年間約600万円」「岡山市内に移設することが譲渡の条件」「『移設後の利用計画』を要提案、書類審査とヒアリングも実施」「移設費は自己負担」といった譲渡条件があり、2月9日まで募集受付中だという。
この話題について、文筆家の古谷経衡氏は「市内に移設するということはもう、購入者が限られてくる。ホテルをやっている経営者とかそういうところとか、法人がモニュメントにするとか。市内だとちょっと厳しいかなと思う」と購入のハードルの高さを指摘。
千原ジュニアは「でも思い出の場所という人、おられると思うよ。ここでいまの奥さんとファーストキスをとか、付き合って告白してとかね。そういう(思い出がある)おじいちゃん、おばあちゃんが買いましたみたいな、素敵な(ケースは)ね」と、噴水に思い出を持った人物が購入する可能性があるのではと語ったが「子どもたちはたまったもんちゃう」と付け加え、笑いを誘っていた。
(『ABEMA的ニュースショー』より)