【プレミアリーグ】リヴァプール4-1チェルシー(日本時間2月1日/アンフィールド)
名将のまさかの行動にファンも大爆笑だ。PKを獲得し追加点のチャンスを迎えると、ユルゲン・クロップ監督はピッチとは真逆のスタンドのファンを一点凝視。しかしシュートがポストに当たって乾いた音が響き渡った瞬間、我慢しきれずに振り返って確認するお茶目な一面を見せた。
注目のシーンは、前半アディショナルタイムだった。2点リードのリヴァプールは、ポルトガル代表FWディオゴ・ジョタがボックス内で倒されてPKを獲得。ウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスがスポットにボールをセットした。
するとテクニカルエリアで戦況を見つめていたクロップ監督が、突然ピッチに背を向ける。両腕を組んでスタンドのファンたちを見つめて仁王立ち。しかしヌニェスのシュートがポストを叩くと、クロップ監督はその音に反応した。
この行動にABEMAのコメント欄も反応。「みてないw」「クロップの反応w」「音で察したなw」「見ないなら見るなw」と大盛り上がりを見せた。
世界的にもPKのシーンを見ない監督は多く、最近ではAFCアジアカップのラウンド16でサウジアラビアのロベルト・マンチーニ監督が、PK戦の行方を見届けず引き上げたことで話題となった。それだけ指揮官としても神経をすり減らす一幕。それでも「見たくない…でも見たい!」とお茶目な対応を見せたクロップ監督に「クロップ大好きだわ」「クロップ絶対いい人だよな」など愛が溢れるコメントも見られた。
なお試合は4-1でリヴァプールが勝利。クロップ監督にとっては、今季限りでの退任を発表した直後のリーグ戦であり、プレミアリーグ通算200勝を達成する節目の1試合となった。
(ABEMA/プレミアリーグ)