【写真・画像】 1枚目
【中継】藤井棋王VS伊藤七段 注目の開幕局(生中継中)

 将棋の棋王戦コナミグループ杯五番勝負が2月4日、富山県魚津市「新川文化ホール」で開幕した。初防衛に挑む藤井聡太棋王(竜王、名人、王位、叡王、王座、王将、棋聖、21)が迎え撃つのは、同学年の伊藤匠七段(21)。前期の竜王戦七番勝負以来、約3カ月で再戦する両者はどんな熱戦を繰り広げるのか。振り駒の結果、開幕局の先手は藤井棋王に決まった。

【中継】藤井棋王VS伊藤七段 注目の開幕局(生中継中)

 藤井棋王は、2016年10月に四段昇段。第36期竜王(1組以上:3期)、第81期名人(A級以上:2期)。2023年に棋王、名人、王座を獲得し、史上初の全八冠独占を達成した。前期の棋王戦五番勝負は渡辺明棋王(当時)に挑戦し、3勝1敗で奪取。今期はタイトルホルダーとして初防衛に挑む。現在は、振り飛車党の菅井竜也八段(31)を挑戦者に迎えた王将戦七番勝負も行われており、タイプの異なる挑戦者をどのような対応力を見せるのか。

 伊藤七段は、2020年10月に四段昇段。竜王戦1組(1組:1期)、順位戦C級1組。棋戦優勝は新人王戦で1回。2023年に竜王戦七番勝負でタイトル戦に初挑戦したが、藤井棋王との激闘の末に敗退した。今期の棋王戦は挑決トーナメントから出場し、準決勝で敗れ敗者決定戦へ。そこから豊島将之九段(33)、同門の兄弟子・本田奎六段(26)に勝利し挑戦者決定二番勝負へ進出すると、広瀬章人九段(37)を破り藤井棋王への“再挑戦”を決めた。

 昨年10~11月に行われた竜王戦七番勝負では、スコアこそ藤井棋王が完勝したものの、4局を通して熱戦となったことはファンの記憶にも深く刻まれている。短期決戦となる本五番勝負ではどのような名局が生まれるのか、注目は高まるばかりだ。持ち時間は各4時間。振り駒の結果、先手は藤井棋王に決まった。第2局以降は先手・後手が交互に入れ替わり、第5局まで進んだ場合は再度振り駒となる。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。

(ABEMA/将棋チャンネルより)

【中継】第49期 棋王戦コナミグループ杯 五番勝負 第1局 藤井聡太棋王 対 伊藤匠七段
【中継】第49期 棋王戦コナミグループ杯 五番勝負 第1局 藤井聡太棋王 対 伊藤匠七段
【映像】前夜祭で開幕局への意気込みを語る藤井棋王と伊藤七段
【映像】前夜祭で開幕局への意気込みを語る藤井棋王と伊藤七段
【将棋】棋王戦の日程はいつ?結果や成績の速報も【第49期】