将棋の藤井聡太棋王(竜王、名人、王位、叡王、王座、王将、棋聖、21)に伊藤匠七段(21)が挑戦する棋王戦コナミグループ杯五番勝負が2月4日に開幕。第1局は富山県魚津市の「新川文化ホール」を舞台に行われている。3日に富山入りした藤井棋王は、スーツに立山連峰がデザインされたネクタイを着用。「せっかくの機会でしたので着用してきました」と笑顔を見せた。
棋王初防衛に挑む今期の五番勝負。開幕局は棋王戦では5年ぶりとなる富山開催となった。藤井棋王が富山県内で対局するのは初めて。旅行などでも訪れたことはなかったといい、「道中で立山連峰や海が見えて景色を楽しんでこちらに来ました」と語った。
スーツ姿の藤井は、立山連峰が描かれたネクタイを着用。立山連峰は飛騨山脈の北部、中部山岳国立公園の美しい連峰群で、冬季には冠雪した美しい姿を見ることができる。「ファンの方に頂いたものだと思うんですけど、今回せっかく富山に来る機会でしたので着用してきました」と笑顔で報告していた。
藤井棋王は、タイトル戦や様々なイベントなどで全国を飛び回っているが、訪問する街に合わせたオシャレなネクタイをたびたび着用している。2023年には、神戸訪問時に「神戸タータン」、九州を訪れた際には長崎県で有名な「尾曲がり猫のネクタイ」などを選び、ファンを楽しませてきた。
立山連峰デザインのネクタイにファンも注目。「素敵だねー」「かっこいい」「すげー」「ファンも考えるわねぇ」「へえ 面白いネクタイだ いいね」「いいなーほしい」「このネクタイも売り切れそう」と多くの反響が寄せられていた。
(ABEMA/将棋チャンネルより)