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【映像】久々のトップにウキウキしながら話す本田朋広

 雪国育ち、荒れた道もお手の物だ。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2023-24」2月5日の第1試合はTEAM雷電・本田朋広(連盟)が逆転トップを獲得。久しぶりの勝利に試合後は喜びを爆発させた。

【映像】久々のトップにウキウキしながら話す本田朋広

 この試合は東家からKONAMI麻雀格闘倶楽部・高宮まり(連盟)、本田、U-NEXT Pirates・鈴木優(最高位戦)、BEAST Japanext・中田花奈(連盟)の並びで開始。開局早々に高宮の親満貫が飛び出し、本田はそれを追う展開となった。東1局1本場、本田は混一色・白・赤の8000点(+300点)を単騎待ちの西で中田からロン。東3局は鈴木優が仕掛けて清一色のテンパイとなるが、そのテンパイ打牌を捉えてタンヤオ・ドラ2で3900点のアガリ。リーチによる大物手はないものの、得意の仕掛けを駆使し、年明け初勝利に向けてエンジンが唸る。

 高宮とのトップ争いとなった終盤、南4局にその高宮が親の中田に親満貫を放銃すると、この横移動で本田がトップ目に立った。ライバルが雪に足を取られたようなクラッシュで後退した“最終コーナー”。北陸育ちでスノータイヤ着用の本田がしたたかに逆転、同1本場は流局でゲームセットだ。舞い込んだチャンスを逃すことなく、慎重なドライブで走りを終えた。

 昨年11月3日以来、約3カ月ぶりのトップ。勝利者インタビューで本田は「長かったですね、いつトップを取ったか忘れていたぐらい長かったです」と安堵の笑みを浮かべ、この日の試合の振り返りについては「正直内容はあんまり良くないなと自分で思っていて、今日はラッキーというか、運にもかなり恵まれて、そういう時も麻雀なのであるのかなと思います」。

 久しぶりの勝利の味は何物にも代えがたい。本田はその後もポイントでチームに貢献できたことを「やった!」と喜び、無邪気なイケメン雀士の笑顔にファンからは「にこにこかわいいw」「かわいい!」「やったぁ!w」「うれしそう!」と歓喜のコメントも寄せられた。

 セミファイナルシリーズ進出争いは熾烈だ。最後に本田はファンへ「今年に入ってめちゃくちゃ足を引っ張っていたので、これからは巻き返して、まずはセミファイナルへ向けて頑張りたいと思います」とリベンジを誓うと、またもファンからは「かっこいい!」「RMO!」「おもしろかったぜ!」と激励の声が多数寄せられた。

 昨年、MVP争いに絡んだイケメン実力者がここで復活。天然癒しキャラも、勝ち始めると止まらないことは周知の事実。チームはこれでポストシーズン進出へ視界が大きく広がるはずだ。

【第1試合結果】

1着 TEAM雷電・本田朋広(連盟)3万6400点/+56.4
2着 KONAMI麻雀格闘倶楽部・高宮まり(連盟)2万7500点/+7.5
3着 BEAST Japanext・中田花奈(連盟)2万4500点/▲15.5
4着 U-NEXT Pirates・鈴木優(最高位戦)1万1600点/▲48.4

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
ABEMA/麻雀チャンネルより)

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