【WWE】SMACKDOWN（2月2日・日本時間3日／バーミンガム）
毎週のように睨み合ったら大乱闘に発展してきた軍団抗争に新展開。電撃加入した異色の女性レスラーが一撃必殺のバイシクルクルキックを決めたシーンに場内がどよめいた。
WWEで突如始まった“筋肉魔神”ことボビー・ラシュリー＆“ストリート・プロフェッツ”と、カリオン・クロス率いる“ファイナル・テスタメント”の新抗争。試合開始のゴング前に取っ組み合いとなる異例の事態が続くなか、突然登場した女性メンバーの一撃KO劇が注目を集めた。
先週、フェイスオフから殴り合いの大乱闘に発展した両陣営。今週はやっとカリオン、アカム、スカーレットと軍団の全容も明らかとなり、ボビーとモンテス・フォード＆アンジェロ・ドーキンスの3人との直接対決かに思われた。
しかし、ボビー軍団はリングインとともに奇襲攻撃。ゴングが鳴る前に殴り合いがはじまりレフェリーも困惑する状況に。それぞれメンバー4人はリング下で散り、ボビーとカリオンのリーダーだけがリングに取り残されて直接対決となった。
カリオンがやや不利な状態のなか、先週「顔面を掻きむしり」でボビーに一泡吹かせた妻のスカーレットが再び乱入、背後を奪うと顔面攻撃に出た。先週同様の光景が続くかに思われたが、ボビーの窮地に赤髪の女性が登場し、バイシクルクルキックでノックアウト。
「だれや？」「すげー髪だ」とファンをざわつかせた女子レスラーは、ヒップホップアーティストでもあるB-ファブ。一時解雇から『SMACKDOWN』復帰を果たし、最近は出番がなかったものの、ボビーらとの接近が報じられていた。
ボビー軍3人に対し、ファイナル・テスタメント5人の抗争が始まって以来、数的不利で苦戦していたボビー軍だが、この日はボビーがスピアーを決め先週のお返しに成功した。
ただ、ゴングが鳴ることなく殴り合いを続けた両陣営の試合はノーコンテストに。先週は顔見せで乱闘、今回は乱闘劇で試合が始まらない軍団抗争にファンも「試合は？」「ノーコンテスト？」「ゴング鳴ってないけどw」「不成立？」「コイツらいつになったら試合やるんだよ…」と困惑する声が相次いだ。
(C)2024 WWE, Inc. All Rights Reserved.
（ABEMA／WWE『SMACKDOWN』）
