将棋の藤井聡太王将（竜王、名人、王位、叡王、王座、棋王、棋聖、21）に菅井竜也八段（31）が挑戦する「囲碁将棋チャンネル 第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局が2月7日、東京都立川市の「オーベルジュ ときと」で始まった。これまでに3連勝を挙げている藤井王将は、本局に勝利した場合、防衛3連覇とタイトル戦20連覇が決まる。シリーズ1勝目が欲しい菅井八段は一矢報いることができるか。本局の先手番は藤井王将。
3連覇を目指す藤井王将に、振り飛車党のエース・菅井八段が挑戦するシリーズ4戦目が始まった。第4局の舞台は、東京のほぼ中央に位置する立川市にある「ときと」。前身の料亭・無門庵の歴史的建物の一部と庭園を王将戦協賛社の立飛ホールディングスが継承・改装し、オーベルジュとして昨年4月に開業した。棋戦の開催は初。藤井王将3連覇の地となるか、菅井八段の反撃開始の地となるか、期待は高まるばかりだ。
これまでの3戦は、藤井王将が菅井八段の力を封じる形で圧倒、早くもシリーズ制覇に王手をかけている。藤井王将は本局の勝利で、王将位3連覇と大山康晴十五世名人を超すタイトル戦20連覇の新記録更新となる。一方、過酷な挑戦者決定リーグを制した菅井八段にとっても、このままでは終われない。後がなくなった本局からどのような反撃を繰り出すか。
持ち時間は各8時間の2日制。ABEMA PPVとABEMA将棋チャンネルでは、この対局を終了まで生放送する。
（ABEMA／将棋チャンネルより）
