あまりのうれしさに、控室で思わず珍ポーズが決まった。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2023-24」2月6日の第1試合では、赤坂ドリブンズ・浅見真紀（最高位戦）が自身のMリーグ最高得点を更新する活躍で大きなトップ。試合後、浅見自身もスキップしながら控室に戻ってきたが、戦いの最中には仲間たちがテンションMAXでポーズを決めている瞬間があった。
赤坂ドリブンズは初年度以来の優勝を目指しているが、今シーズンから加入した浅見は、チームの雰囲気をパッと明るくする雰囲気の持ち主。コミュニケーションスキルの高さもチーム関係者から高く評価されており、母親らしい気配りから、時にはおどけた仕草で周囲の笑いを取るなど、ムード作りに気を配るとこれが功を奏し、チームの成績も上昇。レギュラーシーズン突破だけでなく、いつでも首位争いに加われるというほど、いい状態をキープしている。
元気印の浅見は、強敵が揃った第1試合で奮闘、渋谷ABEMAS・多井隆晴（RMU）との競り合いから抜け出し5万点オーバーのトップを取ったが、試合の流れを決定づけるアガリになったのが親番の南2局1本場。浅見は果敢にリーチに出ると、これが実ってリーチ・赤・裏ドラの7700点（＋300点、供託2000点）を得て抜け出した。絶好のアガリを控室で見ていたのは園田賢、渡辺太（いずれも最高位戦）の2人。渡辺が何度も繰り返し拍手して喜ぶ中、後ろでは園田が「裏で十分だ！でかいー！」と歓喜の舞。右手の人差し指を突き出しながら視線はまるで別方向という珍ポーズでおどけながら、喜びを全身で表現していた。
※連盟＝日本プロ麻雀連盟、最高位戦＝最高位戦日本プロ麻雀協会、協会＝日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合（全216試合）を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合（全30試合）を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ（16試合）に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
（ABEMA／麻雀チャンネルより）
