突然の愛の告白(?)に、知性派雀士も麻雀では絶対に見せない慌てぶりだ。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ」2月6日の試合前、第1試合に出場する浅見真紀(最高位戦)が第2試合の園田賢(最高位戦)に、特製のチョコレートをプレゼントする瞬間「私の…気持ちです。よろしくお願いします!」と、いかにも愛の告白っぽい渡し方をしたことで、園田が「あ、ありがとうございます!」とあたふたするシーンがあった。
浅見は今シーズンから加入したママ雀士で、チームのムードを高める抜群のコミュニケーション能力の持ち主。麻雀でも、かつては攻撃主体の麻雀だったが、経験を踏まえてバランスのよさも身につけるなど、Mリーグ1年目から強敵相手にうまく立ち回っている。試合がない日も控室に顔を出しては、チームメイトに様々な話題を提供しては、チーム全体に笑顔を生んでいる貴重な存在だ。
2月はバレンタインデーがあり、女性Mリーガーの写真がプリントされた特製チョコレートが配布されていた。すると早速、浅見は園田に1つプレゼント。ただ、すんなりと「はい、どうぞ」ではおもしろくない。「私の…気持ちです」と意味ありげな言葉を発すると、声をかけらえた園田も「おー、なんと!え、え、なんすか?」としどろもどろに。この流れのまま浅見が、愛の告白でもするかのように「よろしくお願いします!」と両手で小さなチョコレートを差し出すと、園田は「あ、ありがとうございます!」と、あたふたしながら受け取っていた。
浅見は続いて、横にいた渡辺にもチョコを差し出し「私の気持ちです。大事にしてね♪」。またしても浅見の茶目っ気が、控室の雰囲気を明るくしていた。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)