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【中継】勝ち組VS負け組、壮絶バトル

 Mリーグ機構は、「大和証券Mリーグ2023-24」2月12日の第1試合に出場する4選手を発表した。チーム成績がプラスの2チームと、マイナスの2チームという明暗が分かれている4チームという卓組み。それぞれの立場で麻雀の打ち方も徐々に変わっていく時期に近づき、これまでとは異なるシーズン終盤らしい戦い方が見られそうだ。

【中継】勝ち組VS負け組、壮絶バトル

 リーグ1位を快走するKADOKAWAサクラナイツ。リーダー内川幸太郎(連盟)は唯一の個人マイナスで、残り3選手が3ケタプラス。チーム内でMVPを争うかというほど絶好調だ。レギュラーシーズン突破はもちろん、セミファイナルシリーズに向けた貯金づくりに入っているが、やはりリーダーだけマイナスというのも居心地が悪い。レギュラーシーズンまでに完済を目指す。

 渋谷ABEMAS・多井隆晴(RMU)は過去に比べて特徴的なシーズンを送っている。11月に1度も試合に出なかった一方、2月は日またぎながら4連投など、メリハリがきいている。個人成績もプラスに戻し、トップ10入りはもはや“定位置”。憎たらしいほど強い絶対王者として君臨すべく、隙を見せずにトップを狙う。

 好調2チームを倒してレギュラーシーズン突破を近づけたいTEAM雷電。リーグ6位とボーダーライン上で、7位のEX風林火山ともわずか30.2ポイント差と、直接対決でなくても1試合で簡単にひっくり返る。まず目指すところは100ポイント差。萩原聖人(連盟)はどこまでリスクを承知で前に出るか、決断が迫られるシーンも増えてくる。

 リーグ8位のBEAST Japanextは、シンプルにトップを狙う戦いが続く。2着ならまだしも、ラスでなければ3着でよし、という余裕はない。トップのポイントが大きなルールではあるが、順位点で20ポイント変わる3着から2着への浮上もオーラスぎりぎりまで狙うケースが増えるだろう。チームの勝ち頭・菅原千瑛(連盟)も、承知の上でがむしゃらに攻める。

【2月12日第1試合】

KADOKAWAサクラナイツ・内川幸太郎(連盟)個人25位 ▲107.3
渋谷ABEMAS・多井隆晴(RMU)個人10位 +137.2
TEAM雷電・萩原聖人(連盟)個人20位 ▲39.9
BEAST Japanext・菅原千瑛(連盟)個人13位 +58.0

【2月9日終了時点での成績】

1位 KADOKAWAサクラナイツ +577.6(70/96)
2位 U-NEXT Pirates +363.7(72/96)
3位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +272.0(70/96)
4位 赤坂ドリブンズ +221.6(72/96)
5位 渋谷ABEMAS +33.3(72/96)
6位 TEAM雷電 ▲236.7(72/96)
7位 EX風林火山 ▲266.9(72/96)
8位 BEAST Japanext ▲439.9(70/96)
9位 セガサミーフェニックス ▲524.7(70/96)

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)

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Mリーグ 配信情報まとめ
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