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【中継】魚谷侑未、前回の雪辱なるか

 Mリーグ機構は、「大和証券Mリーグ2023-24」2月13日の第1試合に出場する4選手を発表した。注目は前回、痛恨の箱ラスを食らったセガサミーフェニックス・魚谷侑未(連盟)。リーグ最下位に沈むチームを救うには、やはりエースである魚谷の復調が不可欠だ。

【中継】魚谷侑未、前回の雪辱なるか

 魚谷は前回出場時、眼前で醍醐大(最高位戦)がトップを取り、大逆襲へ勢いがつけての2試合目に出たが、▲75.0とあまりにも痛い箱ラス。自身のXでも落ち込んだ気持ちを吐露しつつ、週明けにはしっかり切り替えるとも宣言していた。セミファイナルシリーズ進出へのボーダーラインまで、残り26試合で270ポイント。1試合10ポイント強ずつ取り戻すと考えるよりも、デイリーダブルなどでグッと雰囲気を盛り上げたい。

 不振を抜け出さなくてはいけない選手といえばEX風林火山・松ヶ瀬隆弥(RMU)。実力を考えれば、個人32位の▲382.2は考えられないほどのスコア。チームのトータルポイントが▲266.9でボーダーライン下の7位ということを考えれば、やはり松ヶ瀬も強い責任を感じざるを得ない。卓上で味方は自分だけ。強い松ヶ瀬の復活を本人が一番望んでいる。

 チームとして200ポイント以上のプラスを蓄える赤坂ドリブンズ。参戦1年目の浅見真紀(最高位戦)も、試合数をこなす度にMリーグでの立ち回りが身についた。トップ時には、控室に上機嫌で帰ってくる様子もカメラに捉えられ、チームに欠かせないムードメーカーだ。トップを取れば個人マイナスもきれいに完済。さらにのびのびと打てるだろう。

 前回はチーム内のライバルの雀風を真似るような麻雀でトップを取ったKONAMI麻雀格闘倶楽部・滝沢和典(連盟)。長年戦ってきた佐々木寿人(連盟)ばりの荒々しい攻めでも勝ち抜ける地力を見せた。個人順位もトップ10に加わり、今後の成績次第ではMVPも狙える位置。少し欲張って強引に攻めるのも、今なら許される。

【2月13日第1試合】

赤坂ドリブンズ・浅見真紀(最高位戦)個人15位 ▲51.2
EX風林火山・松ヶ瀬隆弥(RMU)個人32位 ▲382.2
KONAMI麻雀格闘倶楽部・滝沢和典(連盟)個人9位 +159.2
セガサミーフェニックス・魚谷侑未(連盟)個人26位 ▲121.8

【2月12日終了時点での成績】

1位 KADOKAWAサクラナイツ +523.2(72/96)
2位 U-NEXT Pirates +363.7(72/96)
3位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +272.0(70/96)
4位 赤坂ドリブンズ +221.6(72/96)
5位 渋谷ABEMAS +83.8(74/96)
6位 TEAM雷電 ▲256.9(74/96)
7位 EX風林火山 ▲266.9(72/96)
8位 BEAST Japanext ▲415.8(72/96)
9位 セガサミーフェニックス ▲524.7(70/96)

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)

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Mリーグ 配信情報まとめ
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