【写真・画像】 1枚目
【映像】デイリーダブルに茅森早香もニッコニコ

 価値ある1勝だ。2月13日、プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2023-24」の第2試合では、セガサミーフェニックスの茅森早香(最高位戦)が登板。第1試合の魚谷侑未(連盟)に続いてデイリーダブルを達成し、最下位だったチームを8位に浮上させた。

【映像】デイリーダブルに茅森早香もニッコニコ

 当試合は起家から茅森、KONAMI麻雀格闘倶楽部・佐々木寿人(連盟)、EX風林火山・二階堂瑠美(連盟)、赤坂ドリブンズ・園田賢(最高位戦)の並びで開始した。「びっくりしちゃった。マンズだらけで」。親番の東1局、茅森は配牌に恵まれた。1巡目で五万をポンしてイーシャンテンにすると、ほどなくしてテンパイ。その次巡、難なくアガリ牌を引き寄せ、清一色の親満貫・1万2000点を成就させた。

 東1局1本場では佐々木が跳満・1万2000点(+300点、供託1000点)をアガってトップ目に立つも、茅森は東2局でリーチ・裏ドラの2600点、東3局2本場では平和・赤2の3900点(+600点、供託2000点)を獲得。再びトップ目に躍り出ると、親番の南1局ではリーチ・ツモ・裏ドラの6000点(供託1000点)を加点した。その後も佐々木や瑠美が追い上げ、試合は混戦の様相を呈したが、茅森はオーラスでも「テンパイが入ったら押す」と一歩も怯まずに自ら終幕。「1戦目でゆーみん(魚谷侑美)がトップを取って。ここでトップを取ると、またグッと縮まるというか、ボーダーに近付くので、本当によかったですね」と笑った。

 ここまで16戦2勝と苦戦。勝利は1月5日の第1試合以来だ。「最近、起家が多かった気がして、全然アガれなかったんですよね」。それだけに茅森は「本当、4000(点)オールとか、久しぶりにアガった気がします」としみじみ。「手も結構、入ってくれたので、よかったです」と展開に感謝した。「もうすぐですね。またトップ・トップを取れば、すぐに追いつきますね」。これでチームは8位に浮上し、セミファイナルシリーズ進出のボーダーにいる6位のチーム雷電に138.9ポイント差まで迫った。「今日、連勝できまして、ファンの方も多分、ちょっと安心したんじゃないかなと思います」「またポイントを減らさないように、セミファイナルに行けるように頑張っていきますので、応援よろしくお願いします」。レギュラーシーズン終盤、いよいよ不死鳥が羽を広げる。

【第2試合結果】

1着 セガサミーフェニックス・茅森早香(最高位戦)4万3300点/+63.3
2着 KONAMI麻雀格闘倶楽部・佐々木寿人(連盟)3万3700点/+13.7
3着 EX風林火山・二階堂瑠美(連盟)2万1700点/▲18.3
4着 赤坂ドリブンズ・園田賢(最高位戦)1300点/▲58.7

【2月13日終了時点での成績】

1位 KADOKAWAサクラナイツ +523.2(72/96)
2位 U-NEXT Pirates +363.7(72/96)
3位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +231.8(72/96)
4位 赤坂ドリブンズ +175.7(74/96)
5位 渋谷ABEMAS +83.8(74/96)
6位 TEAM雷電 ▲256.9(74/96)
7位 EX風林火山 ▲309.7(74/96)
8位 セガサミーフェニックス ▲395.8(72/96)
9位 BEAST Japanext ▲415.8(72/96)

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)

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