ビジネスマナーとは何か。時代が変わっていく中、ビジネスマナーの実態調査が行われた。
【映像】「上司からマナーの指摘を受けた経験がない」が8割超え?
ライボのJob総研が調べたビジネスマナーの実態調査では、ビジネスマナーを「必要だと思う」と答えた人は88.7%。
また、ビジネスマナーだと思う項目としては、「出社 退社時の挨拶」「社内外への敬語」「名刺交換の作法」「席順」「会食での気遣い(テーブルマナー)」などが挙げられ、ビジネスマナーへの自信については、「自信がない」と答えた人は全体で49.1%、年代別に見ると最多は20代で57%だった。
さらに、上司からビジネスマナーの指摘を受けた経験が「ない」と答え人が82.6%。一方で、ビジネスマナーが出世に影響するのかという質問には、「影響すると思う」と答えた人が84%いた。主なコメントとして、「相手への敬意を払う手段としては必要だと思うが、無理にやらなくても良い思う」「ビジネスマナーができなくても、他でカバーできる力があれば良い。昭和とは風潮も変わってきている」などの声があった。
この調査結果を受け、世界ゆるスポーツ協会代表の澤田智洋氏は「もともとマナーは『みんなで共通の意識を持っておけば大事には至らないもの』であった。しかし、今は時代が変わってきており、20年前のビジネスマナーが今の20代からすると常識ではなく、マナーも多様化が進んでいる。そのためマナーは異世代理解にも繋がっており、『自分のマナーを守っていれば他の人のマナーを無視してもいい』というのは誤りで、他人のマナーも無理のない範囲で尊重するべきだ」と述べた。
さらに澤田氏は出世とマナーの関係について「ケースバイケースだ。マナー力がずば抜けて高い、ものすごい人たらしで社内営業や根回しなどが上手な人であれば、自身のマナーの才能を出世に生かしてほしい。しかし、出世には様々な要因があり、マナーが全てではない。マナーに支配されないことが大事だ」と述べた。
(『ABEMAヒルズ』より)
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