【写真・画像】 1枚目
【映像】緊張感漂うVARレビューの様子(6分頃~)

 「世界水泳ドーハ2024」12日目が2月13日に行われ、競泳・男子200m準決勝で1着だったクシュツトフ・フミレウスキ(ポーランド)がVAR判定の結果、失格に。東京五輪銀メダルの本多灯も出場したレースだったとあり、時間を要した判定に実況・解説も「どの部分でしょうかね」「時間がかかっていますね」と緊張を隠せない様子だった。

【映像】緊張感漂うVARレビューの様子(6分頃~)

 フミレウスキは福岡大会の同種目で銀メダルを獲得した実力者で、将来を嘱望される19歳だ。本多とともに出場した準決勝では、伸びのある泳ぎで後半に追い上げを見せたフミレウスキがトップでゴールタッチした。

 すると中継画面はVARレビューへ。実況は「何か泳法違反があったか、ということでVTRのチェックが入っています」と伝えた。解説者も「どの部分でしょうかね?水中のドルフィンキックやタッチのあたりでしょうかね?」と、人間の目には即座に判断できない部分での違反の可能性についてを口にした。

 判定にはやや時間を要し、レース終了から2分以上が過ぎても着順が確定しないため、実況も「時間がかかっていますね」とやきもき。バタフライの場合、想定される違反ケースは「キックが両足揃っていなければならないので、そこが片足ずつにばらついているパターンと、あとはタッチの部分」だという。解説、実況ともにVARレビュールームの様子を見守るしかない緊迫の時間が流れていた。

 結果はフミレウスキの失格に。中継で要点については明らかにされなかったものの、1分55秒20だった本多は繰り上がる形で2位での決勝進出が確定となった。
ABEMA『SPORTSチャンネル』)

【映像】緊張感漂うVARレビューの様子(6分頃~)
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【映像】格闘家のような雰囲気で出てきたピーティ、迫力の泳ぎ
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【映像】気持ちよさそうに泳ぐダグラス
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