【写真・画像】 1枚目
【映像】アメリカだったらテンパイ!4枚使いの「アメリカン七対子」

 様々なローカルルールが存在する麻雀らしい1コマだった。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2023-24」2月16日の第1試合で、EX風林火山・二階堂亜樹が対子4組とともに中の槓子を作ったが、実況者の小林未沙が「んー、アメリカなら…」とポツリ。アメリカで採用されているルールであれば、テンパイだったとつぶやきファンも即座に反応した。

【映像】アメリカだったらテンパイ!4枚使いの「アメリカン七対子」

 麻雀は世界各国で、それぞれルールが少しずつ異なっている。日本のルールはいわゆる「リーチ麻雀」と呼ばれるもので、捨て牌もきれいに4人が自分の前に並べていくが、本場中国では捨て牌は卓上にバラバラ。役も異なっている。近年では日本式の麻雀が欧米でも親しまれるようになったが、それでも呼び名だったり、微妙にアガリの形が違ったりしている。

 東2局、4組の対子に加え中の暗刻を抱えていた亜樹だが、11巡目に4枚目の中を引き入れた。7組の対子で構成される「七対子」という役があるが、仮に中4枚を2組の対子に分けてカウントできれば、この中引きでテンパイ、ということになる。この4枚使いの七対子を「アメリカン七対子」と呼び、現地では七対子自体が「セブンシスターズ」とも呼ばれている。

 日本では4枚持ちの七対子を認められることは稀で、Mリーグでも採用されていない。亜樹もそのまま中をツモ切りすることになったが、実況・小林のひとことにファンからは「アメリカで吹いたわ」と笑いも起きていた。

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
ABEMA/麻雀チャンネルより)

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