トッププロの豪運がぶつかれば、結末もとんでもないことになる。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2023-24」2月16日の第2試合。配牌ドラ4のチャンス手と2巡目リーチが激突。“持ってる”雀士同士のバトルにファンも大いに沸いた。
場面は南3局1本場、セガサミーフェニックス・茅森早香（最高位戦）の配牌はドラの1索が4枚。これを見た解説のTEAM雷電・瀬戸熊直樹（連盟）は「うわー！ドラ槓子だ！」と大騒ぎ。ファンからは「やべえええええ！」「えぐぅ」「ドラ独占」「ドラ槓子っw」「これは見せびらかしたい」とコメントが殺到した。
瀬戸熊がもう一人の解説、桑田憲汰（連盟）に「これはどこでカンするんでしょうね？」と水を向けると桑田は「僕は最初です」と回答。この話題が終わらないうちに渋谷ABEMAS・日向藍子（最高位戦）の配牌がイーシャンテンであることが伝わると、またも放送席は「うわ、すごい！これもすごい！」「茅森がドラ4です、日向がイーシャンテンです！1巡目から目が離せない」と沸き返った。
さらに次巡、日向が一万と東のテンパイで即リーチ。瀬戸熊は「えええ！リーチだ！これ待ち強いな！」と大騒ぎ。ファンも「きたきたきたあ！！」「女子二人すげえｗ」「なにこの配牌格差ｗ」「えらいこっちゃ」「これはずりいｗ」と反響を寄せた。
端の牌と字牌のシャンポン待ち、日向のアガリは目前と誰もが思ったが、これが意外と長引く。終盤、茅森がようやくテンパイし、カン3索で追っかけリーチ。これを日向が一発で掴み、茅森がリーチ・一発・ドラ4の1万2000点（＋300点）をゲットした。
めくり合う間もない、あっという間の逆転劇。ファンは「すげーこんなことあるんか」「よっしゃナイスー！」「やばすぎマジか」「これはすごい」「うぉおおおお」と大歓声を上げていた。また、まさかの2巡目リーチに追いつかれ放銃となった日向には、瀬戸熊と桑田から「これは日向さんかわいそう」「かわいそうすね」とフォローの言葉が投げかけられていた。
※連盟＝日本プロ麻雀連盟、最高位戦＝最高位戦日本プロ麻雀協会、協会＝日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合（全216試合）を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合（全30試合）を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ（16試合）に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
（ABEMA／麻雀チャンネルより）
