「世界水泳ドーハ2024」17日目が2月18日に行われ、男子400m個人メドレー決勝では、瀬戸大也が4分12秒51で銅メダルを獲得。7大会連続となるメダルを獲得した。レース後には、かつてライバルとしてしのぎを削った萩野公介氏とインタビューで会話したが、ほっこりトークでファンを和ませた。
今夏のパリ五輪出場をかけた選考会が約1カ月に控える中、瀬戸は過去の大会で優勝経験もある同種目で、7大会連続のメダルに挑戦。まだピークを迎える前の調整段階でもあり、本来の出来には遠かったが、接戦の中で勝負強さを見せて銅メダルを獲得した。
レース後の瀬戸は、メダルこそ獲得したものの、五輪派遣標準記録に届かないタイムに「全然うまく泳げていない。タッチした時も5番か6番かと思った」と苦笑い。「タイム的に全然満足するものじゃない。あと1カ月、選考会に向けて調整したい」と気持ちを引き締めていた。
するとこの後、日本にいる萩野氏と中継がつながり、かつてのライバルでトーク。同種目でリオデジャネイロ五輪の金メダルを獲得した萩野氏が「残り1カ月、非常に楽しみにしておりますけど、泳ぐ方はタフだよね」と、選手の心情を代弁すると、瀬戸はにっこり。「いや、このくらいなら公介、行けるでしょ、まだ」と平凡だったタイムを、2021年に引退した萩野氏でも出せるとコメントしたことで、すかさず萩野氏は「何言ってんだよー」と大笑いしていた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)