【写真・画像】 1枚目
【映像】カメラをガン見した理由を明かす仲林圭

 みんな、俺を見てくれ!プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2023-24」2月19日の第1試合はU-NEXT Pirates・仲林圭(協会)がトップ。序盤からライバルのアガリを防ぐ効率的なアガリ、最終局も軽くアガりたい相手へしたたかにアシスト。技を駆使し、個人8勝目を獲得した。試合後はカメラへ向かって強烈な視線も送り、ファンの心を引き寄せた。

【映像】カメラをガン見した理由を明かす仲林圭

 この試合は東家からKADOKAWAサクラナイツ岡田紗佳(連盟)、KONAMI麻雀格闘倶楽部・佐々木寿人(連盟)、セガサミーフェニックス・茅森早香(最高位戦)、仲林の並びで開始した。仲林は東2局、佐々木とのリーチ合戦に勝利し満貫を先制。その後もテンパイ料や東3局1本場のリーチ・ツモ・赤、5200点(+300点、供託2000点)でリードした。

 攻撃の技がさらに光ったのは南1局、ドラ3索が対子、タンヤオ・赤・ドラ2の手をダマテンに構えた。その後、4索のカン材を引いてきたが、仲林は場を一瞥すると、この4索をさらっとツモ切り。「ドラそばだからか、見せない方がいい」と解説の土田浩翔(最高位戦)はその思考を説明した。視聴者からは「なるほど」「策士ねえ」と感嘆の声。結果、ダマテンでカン7筒をツモり8000点のアガリ。

 南3局は茅森に親満貫をツモられ並ばれたが、その茅森が次局に佐々木へ満貫を放銃し、またも仲林がトップ目となる。オーラスはラスを避けたい岡田の速攻にアシスト、トップで終了した。試合直後には、カメラへ向かって数十秒のあいだ熱視線。これには視聴者からも「こっちみんなw」「やりたかったんだねw」「すぐこっちみるやんw」と爆笑が起こった。

 試合後、まずリポーターからカメラ目線の理由を問われると「前の試合であれやりたくて、すごくキョロキョロしていたことがあったと思うんですけど、カメラ探してたんですよ」と打ち明けた。「トップを取ったらやってやろうと思っていて、やってやりました!」としたり顔をみせると、ファンもまた爆笑。「パイレーツ最高だわ」「ファンサかい」「おもしろすぎw」「エンタメらしくて、いいやん」「やば!対局中にカメラ探すとかウケる!!!だめだ!圭、最高すぎる!!!」「この男!やってるわー!」「放送事故かってくらい長尺カメラ目線だったw」と多数のコメントが寄せられた。

 オーラス、岡田へのアシストについては「茅森さんに一瞬の隙も見せてはいけない」と徹底した意識の上で鳴かせたと説明、高い技術と立ち回りのしたたかさが視聴者へ伝わった。直近4戦で3勝2着1回と全連対。この好調については「ツイてるなあ!っていうのは感じるんですけど、僕の自分通りの安定感のある麻雀を打っているだけ」と謙虚さも。

 一時の不振を抜け出し、勝ち星も積み重なる。個人成績では+174.9で8位の好位置に付けた。今後の勝ち方次第ではMVP争いに食い込んでくるだろう。

【第1試合結果】

1着 U-NEXT Pirates・仲林圭(協会)4万1000点/+61.0
2着 セガサミーフェニックス・茅森早香(最高位戦)3万700点/+10.7
3着 KADOKAWAサクラナイツ・岡田紗佳(連盟)1万6300点/▲23.7
4着 KONAMI麻雀格闘倶楽部・佐々木寿人(連盟)1万2000点/▲48.0

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
ABEMA/麻雀チャンネルより)

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