応援というよりも、もはや願い、さらには祈りだ。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2023-24」2月20日で、BEAST Japanextは菅原千瑛(連盟)が出場。失点を繰り返す苦しい展開に、控室ではチームメイトで元乃木坂46の中田花奈(連盟)が手を合わせて祈り続ける様子がカメラに収められた。
BEAST Japanextはリーグ最下位の9位から大逆転でのセミファイナルシリーズ進出を目指して必死に戦っている最中。菅原はチームトップの8勝をあげるなど、苦しい中でもチームを引っ張ってきた存在だ。中田は菅原と2人、仲良く控室で過ごすことも多く、中田がMリーグ初トップを果たした瞬間は、菅原が感動して涙することもあったほどだ。
チームのポイントリーダー菅原だったが、今回はかなり苦しい展開。どんどんと点棒を削られると、2度の役満チャンスも成就せず。この様子に控室では中田が両手を顔の前で合わせ、モニターをやや潤んだような瞳で凝視。その様子は、試合中に自分が打っている以上に真剣で必死なものだった。
結果、菅原はラスに終わったものの、第2試合に出場した鈴木大介(連盟)が、借りを返すとばかりにトップ。控室で応援していた菅原と中田には笑顔が戻っていた。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)